文具・紙製品展示会「ISOT」台湾パビリオンに16社出展

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リードエグジビションジャパン株式会社が主催する、文具と雑貨が一堂に集まる巨大展示会が、東京ビッグサイトで6月26日~28日にかけて開催され、1620社が出展した。展示会は、大きく第24回国際文具・紙製品展(ISOT)、販促ワールド2013、GIFTEXワールド2013から構成され、東全館(1~6ホール)を製品が満杯に埋め尽くした。

ISOT会場
ISOT会場
台湾パビリオン
台湾パビリオン

なかでも、ISOTは、あらゆる文具・紙製品、オフィス用品が一堂に出展するアジア最大の展示会だが、今回は台湾パビリオンに16社が出展し、多くの企業が商談に訪れていた。

商裕行實業有限公司(台中)の黄丞皓さん
商裕行實業有限公司(台中)の黄丞皓さん

商裕行實業有限公司(台中)の黄丞皓さんは、「弊社は2回目、私は初めての参加です。日本でのマーケット開発のためにやって来ました。ホワイトボードや黒板を作っており、主なユーザーは学校やオフィスです。商談の目標は60社ですが、まだ少しです」と話した。目玉製品は、パソコンと連動したハイテク・ホワイトボード。画面全体がタッチパネルと同じように指で操作でき、表示したパワーポイントの画面を使って様々なプレゼンテーションが可能だ。

長虹磁鐵有限公司(桃園縣)の蕭嘉華さん
長虹磁鐵有限公司(桃園縣)の蕭嘉華さん

一方、マグネットシートをベースに様々な製品を開発する長虹磁鐵有限公司(桃園縣)の蕭嘉華さんは、「今回が初参加です。弊社はマグネットシートを台湾の自社工場で作っています。20社~30社の文房具の会社などと商談ができればと思います。品質には自信がありますし、価格競争力もあると思います」と自信を覗かせた。

新北市の凱華實業股份有限公司。営業担当の黄乃鳳さん
新北市の凱華實業股份有限公司。営業担当の黄乃鳳さん

プラカード、3Dポスター、3Dはがき、スクラッチステッカー、コースターなどを展示し、一際目立つブースは、新北市の凱華實業股份有限公司。営業担当の黄乃鳳さんは、「一番人気はプラカード(プラスチックカード)です。1枚のカードで様々なキャラクターを組み立てるもので、実は日本の某焼肉チェーンとタイアップしてガチャガチャで売っています」と語った。また、「副社長が来ておりまして他のブースを見て回っています。とくに日本の3D技術に関心があります」と情報収集にも意欲を示していた。

ちなみに、前回のISOT、販促ワールド、GIFTEXワールドは来場者73992人だった。