杉並区教育委員会スポーツ振興課は、6月29日に実施された「まるごと台湾フェア」に併せて、プロモーションの一環として、6月24日から27日まで「台湾との中学生親善野球大会のパネル展示」を杉並区役所2階区民ギャラリーで開催した。
台湾との中学生野球交流事業は、第1回目が、平成23年12月23日~26日まで3泊4日の日程で、台湾との中学生野球交流事業実行委員会の主催で台北で実施された。派遣団は、杉並区中学生軟式野球チーム「オール杉並」44人、南相馬市中学生軟式野球チーム「オール南相馬」21人、区関係者9人、応援団32人、合計106人に及んだ。
第2回目は、1回目を受ける形で平成24年10月6日~8日まで、交流自治体中学生親善野球大会実行委員会の主催で東京・杉並区で実施された。台湾からは台北市立大理高級中学校野球部が参加、日本からは、オール杉並イースト、オール杉並ウエスト、南相馬市オールスターズが参加した。
「中学生親善野球大会は、杉並区軟式野球連盟の方から台湾との野球交流事業を行いたいとの意向を受けまして、杉並区在住の台北駐日経済文化代表処の林默章文化部次長のご協力などもあって実現しました。南相馬市のチームの参加は、杉並区と南相馬市は災害時相互援助協定を結んでいて3.11以降、支援の一環として南相馬市のチームの参加を台湾側に打診したところ、ご快諾いただいたものです」(スポーツ振興課斎藤尚美事業係長)
ギャラリーでは、第1回目の写真パネル展示スペースと第2回目のスペースに分かれ、経過なども説明されていた。第2回目に贈られた王貞治さんからのメッセージも展示されていた。