福岡の舞台で、台湾の離島『金門島』の舞踊が披露…。
福岡市で7月20日、「アジア太平洋こども会議イン福岡」が開催される。異文化との直接交流を通し、子供達の笑顔溢れる世界を実現するのが狙いで、福岡市の天神中央公園に設けられる舞台やブースでは、33の国や地域の子供達が母国伝統の歌や踊りを披露する。主催者は「様々なパフォーマンスに歌ったり踊ったりして楽しい時間を過ごして欲しい。イベントを通して、子供達が違う国の子供達と触れ合い本当の友情を築いてもらいたい」と期待する。
台湾は、金門島の金門県中正国小の小学生6名と引率教師で訪問団を構成。福岡の舞台で、金門県の伝統芸能、陣守神様の「風獅爺」を披露する。
昨年は、新竹県竹北市新社国小の小学5年生ら6人が招かれた。生徒らは、新竹の文化を知ってもらおうと客家の伝統芸能である「客家ライオンダンス」を披露。華麗でリズミカルな舞で、訪れた見物客を魅了、大きな拍手を浴びた小学生達は喜びに満ちた表情を見せた。
各国の小学生らがパフォーマンスを披露する中で、今年も披露順は1番目。トップバッターとして、舞台の火付け役を担う。台湾・金門島の小学生達が、今年はどんなパフォーマンスで観衆を魅了するのか……。
会場はフードコートとメインステージに分かれており、食とステージ観賞を堪能できる。フードコートには博多芙蓉、華郷といった店舗が台湾料理を振るまう。見て食べて台湾を楽しむことができる1日となりそうだ。