独立行政法人日本学生支援機構が主催する「日本留学フェア」が、台湾の台北市と高雄市で開催される。日本留学を希望する学生が『希望に合った大学』を選択できるように情報を提供するのが主な狙いで、台湾での高校生や大学生、教育機関の国際交流担当者らが対象となる。共催は、財団法人日本語教育振興協会、全国専修学校各種学校総連合会など。
7月20日(土)午前11時〜午後5時、高雄『時代会館』(高雄市前鎭区中華五路789號(夢時代8階)。7月21日(日)午前10時45分〜午後5時、台北『世界貿易中心』(台北市信義路五段五号(展覧大楼2階H区)でそれぞれ開催される。
会場には大学、学校ごとにブースが設置され、ポスター、ペナント等を掲示。学校紹介パンフレット、カリキュラム一覧、募集要項、研究課題総覧といった資料も展示、配布する。また、各ブースでは、大学の特色についての個別相談にも応じる。約200校の機関(大学、専門学校、日本語教育機関等)が参加するため、台湾の学生達にとっても豊富な選択肢が提供される。
福岡からは、九州大学、西南学院大学、福岡大学などが参加。『留学生の数が日本では東京、大阪に次いで多い』『必要な生活費が全国平均よりも安い』などを材料に挙げ、PRに力を尽くしている。担当する福岡県留学生サポートセンター運営協議会総務グループの森山薫さんは「海、山など自然に溢れ、都会と田舎のバランスもよい。福岡には台湾の人達にとっても住みやすい環境が揃っている」と福岡の魅力を推薦している。