駐大阪弁事処蔡明耀処長ら台湾・礁溪温泉代表団が白浜温泉を訪問

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台湾・礁溪温泉代表団歓迎レセプションの様子

台北駐大阪経済文化弁事処蔡明耀処長、礁溪温泉観光発展協会蕭錫鑫理事長、礁溪郷林錫忠郷長など44人の台湾・礁溪温泉代表団が10月14日、千葉県・白浜町を訪問し、白浜温泉国際観光交流協議会(中田力会長)関係者らと交流した。

代表団一行は、6月に白浜温泉関係者が礁溪温泉との姉妹温泉提携(黒潮ラインが結ぶ温泉姉妹協定書)の調印のために来台したことへの返礼として来日したもので、白浜温泉側は、国際観光交流協議会の中田会長や井潤誠白浜町長ほかが対応した。

意見交換会のなかで、相互に観光案内板を設置することやスポーツ交流会を行うことなどが話し合われ、スポーツ交流として来夏を目途に、小・中学生のバレーボール親善大会を実施することになった。また、礁溪温泉側はマラソン大会を計画しており、経験のある白浜温泉側にアドバイスを求めた。

白浜町内のホテルで開催された歓迎会には、白浜温泉側として国際観光交流協議会関係者、山田正彦千葉県議会議員、千葉県観光局榎本善行局長、白浜町長らが出席した。挨拶のなかで、駐大阪弁事処蔡明耀処長は「台湾と日本の相互の観光客数は増加しており、交流を通じて経済面での効果が期待できる」と述べた。また、観光発展協会の蕭錫鑫理事長も「日本三古湯の一つである白浜温泉から学ぶことは多い。今後、文化、スポーツなどで交流が発展していくことを期待したい」と参加者に呼びかけた。