公益社団法人日本観光振興協会(会長:山口範雄)は、日本最大級の国内観光博覧会「旅フェア2013」をサンシャインシティをメイン会場に2013年11月8日~10日まで開催した。18回目の開催となる今回は、「東北・北陸」「伝統工芸」「スキー・スノーボード」など7つのテーマエリアを設け、国内観光の魅力をアピールした。
初日の8日、午前11時に開会式が行われ、主催者として公益社団法人日本観光振興協会の山口範雄会長が挨拶し、全国の地方自治体、観光協会、企業・団体など128の参加団体に感謝するとともに、今回は会場を7つのエリアに分け、アミューズメントパークをテーマに掲げていること、JR上野駅、東京駅、新宿駅にふるさとアンテナショップを設け、サテライト会場として旅フェアの周知と観光と物産の連携を試みていることを報告しながら、「この旅フェアが観光振興の起爆剤になることを期待します」と述べた。
この後、主催者・来賓によるテープカツトが行われた。また、午後12時30分には、オープニングイベントが開催され、今年は昨年の2倍、74体のご当地キャラやご当地アイドルが参加した。
こうした日本国内の旅の博覧会だが、今年も台湾ブースが出展を果たした。2階の展示ホールD(通常出展)の22の台湾ブースは、日本国内の様々な旅の案内ブースにまじって一際目立っていた。観光案内パンフレットや台湾物産館の売り場、お茶の試飲コーナー、商談スペースなどが設けられ、多くの来場者が訪れていた。
台湾観光局の担当者は、「数年前から日本観光振興協会と協力関係にあり、その縁で参加させていただいています。台湾は日本国内の旅行と同じぐらい気軽に来ていただけるというのがコンセプトです」と話していた。