台湾在日福岡留学生会が主催する「年忘れの会」が、福岡市で開催された。出席したのは福岡の財界、官公庁の職員をはじめ、福岡在住の留学生ら約80名。
今年会長を務めた台湾在日福岡留学生会の林尚霖会長が「振り返れば、この11ヶ月はあっという間に過ぎた。全てが初めてのことばかりで失敗することもあったが、皆さんの愛のこもった温かい指導の下、何とか無事に任務を終えた」と挨拶。来賓の台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長は「日本の皆様が学生諸君の生活、学業など様々な面をサポートしていただいている。政府を代表して感謝を申し上げたい」と述べた。山口県日台交流協会・重冨剛克会長は「一生懸命頑張ったねと褒め合いながら労をねぎらって欲しい。『頑張ってない』人は飲んで騒いで反省をして明日から頑張りましょうお集りいただいた皆さんに沢山の幸福があることを祈念する。」と学生達に激励を送った。
福岡県中華総会の海沢洲副会長が「若い学生達ですから迷惑をかけることもありますが、今後とも宜しくお願い致します」と乾杯の発声をした後、抽選会では、協賛の中華航空やエバー航空から福岡台北往復航空券が出品、当選した学生達は満面の笑顔を見せた。
また、参加者一同で「月亮代表我的心」「愛拼才會贏」を合唱し、会場の雰囲気を盛り上げた。来賓として招かれた九州不動産専門学院の小菅亥三郎理事長は「役員達は1年間でノウハウを伝授して、異国の地でお客様を迎えておもてなしを以て対応する、それを外国語でするのは素晴らしいことだ」と、学生達の成長ぶりを評価した。会は今後の留学生への更なる支援と、留学生間のネットワーク強化を誓い、西日本台湾学友会の海めぐみ会長の万歳三唱で幕を閉じた。