台湾環境関連製品発表会が開催

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温麗(王偏に其)副執行長
温麗(王偏に其)副執行長

台湾経済部推動緑色貿易專案辨公室(経済産業省に相当)がグリーントレードプロジェクトの一環として、12月13日、都内で台湾環境関連製品発表会を開催した。

台湾からは多様な環境関連製品を有する有力企業8社(※)が参加しプレゼンテーションを行った。日本からはメーカのほか、交流協会、神奈川県中小企業団体中央会、日台交流に関心のある自治体関係者が参加した。

開会の挨拶は温麗(王偏に其)副執行長だった。王執行長は、先進国に続いて台湾もグリーン経済を重視し、経済の刺激になるように、またグリーンテクノロジーにおいて世界をリードする存在でありたいと述べながら「スイスのある機関によるグリーンテクノロジーの調査によると台湾は世界6位にランクインしており、アジアでは2位です。1位は日本。ですのでこの機会に情報交換を行い、双方にとってメリットのある発表会になればと思います」と結んだ。

会場の様子
会場の様子

この後、8社のプレゼンテーションが行われ、参加者は熱心に聞き入っていた。商談会も盛況だった。

事務局を担ったのは株式会社さがみはら産業創造センター。同社は国と相模原市が出資する第3セクターで、創業者や新規事業をバックアップするインキュベーションセンターだ。

「相模原に3棟の建物があり、130室に研究開発型企業、ベンチャー企業(半導体、バイオ関係、エレクトロニクス関連企業)が入居しています。入居企業を中心に台湾との関係を始め、やがて全国各地の台湾と交流したい企業も含めてこれまで4回のマッチング会を台湾で開催し、29社が参加しました。今回、初めて日本で台湾企業を招いて開催した次第です」(安藤重夫企画事業部副部長チーフインキュベーション・マネージャー)

ある建築施工会社は、「ショッピングモールやコンビニの床に使われるセラミックタイルを扱っています。床に光が反射して省電力を実現するというものです。また、エコ関連のモルタルも扱っています。ですから建材や照明関係に興味があります」と語っていた。

1.造隆股份有限公司

エコ素材生活用品、自動車やバイクメーター、セラミック包丁

2..多鎂光電科技股份有限公司

建築LED照明(室内、室外、特殊照明を含む)

3.有量科技股份有限公司

リチウム電池充電器

4.盛記開發事業有限公司

酒を温める道具

5.士捷企業有限公司

WPC建材

6.名芳股份有限公司

LEDライト、熱放射材料、エコ建材

7.松湖電器股份有限公司

LEDライト

8.清淨海生技股份有限公司

環境に優しい洗剤

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