ステンドグラス教室のヴィトロー・ミニヨン(西日暮里)が、2月8日~12日まで銀座松崎画廊で「第4回ステンドグラス生徒作品展を開催している。
同教室(趣光栖代表)は、6年半前に新橋で開設され、その後、現在の西日暮里に移った。ホームページとフェイスブックで集客し、生徒数は50人ほど。30代女性が中心、かつ、9割は仕事を持つ。男性も5人と、中高年女性が中心の一般のステンドグラス教室とは一線を画す。人気の秘密は、入れ替え制でなく一日中(10時~17時)制作が可能で、土日、祝日や平日も夜10時まで営業していることなどにありそうだ。展示会は年に2回。
同教室に、5年前から通い、今ではもっとも古株になったという台湾人OLの王惠麒さんも今回の作品展に参加している。玄関のドアをステンドグラスにしたり、アイデアに富んだ作品が持ち味だ。台湾人の両親は現在、台湾在住。王さんは日本生まれの日本育ち。就職もしている。
「最初は雑誌でヴィトロー・ミニヨンの記事を見て友達と一緒に1日体験に出かけました。これで嵌まりまして。仕事をしているので3~4カ月で1つの作品を作るというマイペースな格好で楽しんでいます。夢中で作業をすることで精神的にリフレッシュにもなります」(王惠麒さん)
会場は大勢の客で賑わっていた。