2013年5月に友好関係を締結した東京スカイツリーと台北101は、更なる相互誘客を狙い、東京スカイツリー5階出口フロアにて「Time For Taiwan~台北101開業10周年記念~ 台北101国際写真コンクールベストフォト写真展」を開催中だ。(会期:8月1日~8月14日)
同展では毎年開催している台北101主催「国際写真コンクール」の過去10年間の優秀作品24作品を通路の両サイドに展示しており、スカイツリーに登る来場者の目に留まるような構造となっている。作品はどれも個性あふれるもので、普段とは違う姿で写しだされた101を観ることができる。また、同展は海外初の開催であり、8月4日にはそれを祝し記念セレモニーが行われ、台湾からも多く報道陣が駆け付けた。
同セレモニーには101・宋文琪社長やスカイツリー・伊藤正明社長、台北駐日経済文化代表処・陳調和副代表、中華航空・石炳煌支社長、台湾観光協会東京事務所・野村美千子さんらが参加したほか、スカイツリー公式キャラクター・ソラカラちゃんと共に、日本初登場となる101公式キャラクターのダンパーベイビーが登場し、記念の写真撮影や鏡開きが行われた。
セレモニー後、来賓らは伊藤社長の案内でスカイツリー展望台(350m地点)を視察した。
宋社長は「この写真展で日本の皆様に101をもっと好きになって頂きたい。さらに両タワー間だけでなく、日台の全体的な観光促進、人的交流を目指したい。このような交流は世界平和にも繋がると思う」と目標を述べた。なお、伊藤社長は「台湾の方には年間20万人弱のお客様にお越しいただいている。これは外国人来場者の約2割である。台湾からのお客様なくして、今のスカイツリーはないと言っても過言ではないだろう。今後も様々なイベントなどを開催し、双方を盛り上げていきたい」と述べ宋社長と固い握手を交わした。
また、展示された写真を見学していた来場者は「最初はスカイツリーの写真だと思いました。良く見たら台湾の101なんですね。写真がとても綺麗で、101にも行ってみたくなりました」と早速の写真展効果がうかがえた。その後も写真が展示されている通路を通る来場者は皆、足を止めて写真を鑑賞していた。
同展では中華航空の台湾往復チケットや、台湾五つ星ホテル宿泊ペアチケットが当たる特別抽選会(期間:2014/8/4 ~ 8/14)や、期間内に両タワーに来場すると来場記念切手(台湾の切手)と来場記念チケット台紙のプレゼント企画(期間:2014/7/10 ~ 2015/3/31)なども実施している。
詳細はこちら→http://www.tokyo-skytree.jp/news/event/2014/08/time-for-taiwan.html