7月31日の深夜から8月1日早朝にかけて台湾第2の都市である高雄の市街地にて爆発事故が発生。台湾メディアによると爆発は2kmから3km四方にわたって複数回起き、台湾時間の8月1日午後13時半の時点で24人の死亡、271人の負傷が確認されている。
被害の範囲は一心路から三多路までで、爆発の影響により建物には亀裂が入り、火災はすでに鎮火したが、周辺の道路にも広範囲に地割れが広がっている。また、現在も約2万3000世帯のガスが止まり、約1万2000世帯が停電しているという。
これを受け高雄政府は本日、会社への出勤と学校への登校を停止する指示を出している。
交流協会によると、これまでに、日本人の被害は確認されていないという。
爆発の原因について、ガス漏れではないかと報道されていたが、地元企業が製造している化学物質が引き起こした可能性も浮上し、現在でも台湾当局が調査を進めている。