台北市でデジタルタイペイ開幕〜日本の作品も出展

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会場の台大医院国際会議センター
会場の台大医院国際会議センター

台湾のデジタル技術が一同に会した台湾最大級のデジタルコンテンツイベント「デジタルタイペイ(台北国際数位内容交流会)」が、台北市の台大医院国際会議センターで始まった。台湾が誇るグラフィック界の最新鋭作品を取り揃え、また、日本をはじめとする海外からのデジタルコンテンツも集結。会場には若手クリエイターや大学の芸術専攻の教授、デザイン専攻のアシスタントなども出席した。また、アニメやキャラクターコンテンツに魅せられたファン層が男女問わず、ハイテクノロジーの世界を体感しようと訪れた。

会場では、台湾テレビ局のニュース収録なども行われ、各分野の専門家がインタビューに対応。日本からの視察団も訪れ、世界最先端と言われる技術を体感した。特に3D映像は日本では流通していない部分もあり、日本人参観客も「台湾は相当進んでいる」と感慨深げだった。

盛り上がる会場
盛り上がる会場

会場内では、日本と台湾のクリエイター達が交流するイベントも開かれた。作品を通して互いに共有できる感覚があるとあって、会場は笑いに包まれた。個別イベントとして「アニカップ2014(台湾動画盃)」も開催。台湾と日本のそれぞれのクリエイターが制作した作品が展示され、審査員の評価や来場者達の支持によって勝敗が決まるというルール。台湾代表隊と日本代表隊に分かれ、5作品ずつが出店。台湾からは陳威元氏制作の「SwimYourWay」、林静溶氏制作の「旅人奇遇」、陸弘喜氏制作の「Zazel」などが、日本側からは小原孝介氏制作の「SLAPSTICK」、ひだかしんさく氏制作の「安息日」、ハッピープロジェクト制作の「フルーティ侍」などが出展された。

受付にて
受付にて

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