台湾が誇るプロ野球選手・陽岱鋼が所属する北海道日本ハム・ファイターズは対福岡ソフトバンク・ホークス3連戦におけるスポンサーイベントの一環として9月9日、「台湾・台東県スペシャルナイター」を東京ドームにて開催した。
同イベントには陽選手の故郷である台東県の黄健庭県長もこの日の為に台湾から足を運び始球式を行ったほか、会場入り口前のブースにて台東県観光をPRした。
試合前、グランドで陽選手と面会した黄県長は、台東特産のお米やお茶の他に黄県長自身の著書や、陽選手の子供にあてた台東名物の熱気球のおもちゃを陽選手に手渡した。陽選手からは黄県長に、自身の人形とスポーツタオルが贈られ、笑顔で握手を交わした。
黄県長は陽選手について「陽選手は台東の誇りだ。機会があれば是非台東に帰って来て欲しい。今日のように日本で台東をPRする機会を作ってくれた陽選手に感謝している」と述べていた。また、台東県については「台東は池上の米やお茶などの農産物、また、熱気球がとても有名である。台東県は台湾で1番美しいところだ」と述べた。
会場に設けられていた台東県PRブースには日本語の台東県観光パンフレットやDVD、台東の缶バッチなどが設置された。また、入場の際には2泊3日の台東旅行が当たる抽選番号が書かれたチラシが観客全員に渡され、7回裏終了後、当選者が発表され黄県長から直接賞品が渡された。
見事1万人の中から当選者に選ばれた東京都在住の三山麻紀子さん(38)は、「当選して本当にびっくりしました。嬉しいです。今日は来てよかった。台湾は今までに3回行ったことがあり、来月も台北と台南に行く予定です。好きな選手はもちろん陽岱鋼選手!」とコメントした。当選番号は「950」で、これは台東県の郵便番号だった。
なお、試合は陽選手が2ランホームランを打ち逆転するなどの活躍を魅せ、見事10-2の大差で日本ハム・ファイターズが勝利を収めた。さらに陽選手はこの日のMVPにも選ばれ、ヒーローインタビューでは恒例となっている「サンキューで~す!ハッピーで~す!」の一言で締めくくった。
〜台東県〜
台東県は台湾で3番目に大きい面積を持つ県である。平原や海洋、高山地帯、そして離島など、多彩な自然景観が望める。熱気球も有名なので熱気球に乗り、上から大自然を見下ろすことも可能。また、離島の緑島には朝日温泉と呼ばれる全世界的に九州・シシリー島、そして緑島にしかない塩水温泉があり、現在三つの露天風呂と温泉SPAが設置されていて、波の音を聞き、星を見ながらの温泉を楽しめるため、台湾人からも人気の観光地となっている。なお、台東県は、金針花、福鹿茶、蝴蝶蘭、初鹿牧場の牛乳、日本米に近い池上米など、多くの特産物がある。