国内女子ゴルフのメジャー大会「日本女子オープン」(最終日10月5日=滋賀・琵琶湖国際CC栗東・三上、6522ヤード、パー72)で台湾人のテレサ・ルー選手が通算8アンダーで優勝し、国内初のメジャータイトルを獲得した。今季2勝目でツアー通算3勝目を飾った。ルー選手は大会四日間69,71,73,67のトータル280で、最終日は6バーディー1ボギーの67で回り、通算5アンダーで逆転優勝した。これで今季これまでの獲得賞金額は7954万円となった。10月5日現在の首位イ・ボミ選手との差は約2776万円と圧縮。これにより年間賞金女王の可能性もあり、今後の活躍で期待がかかる。同大会を台湾人選手が制すのは、涂阿玉(ト・アギョク)(1983年、86年、91年)以来23年ぶり2人目。 日本側としては17歳の永井花奈(東京・日出高2年)が6アンダーで、歴代日本人アマチュア最高の3位と健闘し、ローアマチュアに輝いた。国内メジャー連勝を狙った鈴木愛は4アンダーの5位。大会連覇に挑んだ宮里美香は2オーバーの21位だった。