西日本台湾学友会、旧正月「尾牙」を福岡市で開催

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西日本台湾学友会は、福岡市内のホテルで、旧正月の忘年会「尾牙」を開催した。九州在住の台湾人留学生を含む九州一円在住の華僑や日本人関係者ら約60人が参加、長崎、熊本、鹿児島など遠隔地からの出席者もいた。日本に留学する台湾人学生達の支援、交流促進などにあたる西日本台湾学友会では、「旧正月は日本では『休日』とならないため帰国できない台湾人にとって、旧正月を一緒に祝える機会を作りたい」と、尾牙を開催している。

にぎわいを見せた
にぎわいを見せた

台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長は、総領事館に勤務する新任スタッフを紹介。そして、「昨年は、故宮博物院展が開かれるなど、台湾と九州の交流を振り返るうえで充実し、『最も重要な一年になった』と言える。台湾は世界一の『親日国家』であり、日台の『絆』はますます深まっている。九州と台湾を結ぶ航空便も増え、九州を訪れた観光客も増加した。それでも、まだ活性化させる余地は沢山残されている。歴史、文化、経済など全ての面で交流が図られる日台の関係を、九州でも更に深めて行きたい」と力強く話した。

台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長
台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長

西日本台湾学友会の海めぐみ会長は「お越しいただき本当に感謝している。皆さんのお陰でこのような会を開催することができている。日台関係の交流は年ごとに盛んになっている。政府や自治体レベルも大切だが、民間レベルでの交流に更に取り組んでいきたい。十分に楽しみ、良い『新年』を迎えて欲しい」と笑顔で挨拶した。

西日本台湾学友会の海めぐみ会長
西日本台湾学友会の海めぐみ会長

 

福岡県中華総会・王子昇僑務委員が「台湾からの留学生も含め、九州に在住する台湾人の皆さんは、日々様々な形で努力をしている。日本と台湾の関係は非常に密接になっており、今年も皆様の各種交流への尽力をお願いしたい」と乾杯の音頭を取った。

福岡県中華総会・王子昇僑務委員
福岡県中華総会・王子昇僑務委員

恒例の抽選会も開催され、福岡台北往復航空券など豪華な景品も出展された。参加者達は、忘年会を楽しみながら交流を深めた。

 

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