台湾メディア注目、ホークスの李杜軒選手

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台湾出身で福岡ソフトバンクホークスの李杜軒選手が、宮崎キャンプで上々の滑り出しを見せている。B組スタートながら、毎日、積極的にティー打撃やシート打撃を行っている。右の中距離砲として期待される李選手。2012年に一軍に初登場し、15試合に出場。2013年には第3回WBC台湾代表に選出、ペナントレースでは43試合の出場でホームラン3本を記録するなど飛躍の年になった。しかし、昨年は僅か5試合の出場。巻き返しを図るべく、今年は長打力に磨きをかけるためウエイトトレーニングなども精力的に行い、藤本博史打撃コーチとともに打撃フォームのチェックにも余念がない。

また、今後の「台湾代表チーム」の4番候補としても期待を集める。李選手の父である李杜宏氏は、台湾プロ野球界の元選手、母も元ソフトボール選手ということで、野球界のサラブレッドとしても話題性があった。台湾代表は、世代交代の時期に入っており、右の大砲として若い李選手の存在は注目されるところだ。

今年は、沖縄で千葉ロッテの井口選手や、阪神の鳥谷選手らと自主トレを行った李選手。昨年は出席した西日本台湾学友会の忘年会「尾牙」には欠席となった。キャンプの出だし好調の李選手は「昨年は不本意なシーズンだった。沖縄自主トレから調子はいい状態を保っている。今年は力を出し切りたい」と話している。今年の宮崎キャンプには、台湾の中国文化大学の野球部員らも練習参観に訪れており、李選手と積極的にコミュニケーションを取っている。台湾メディアは、日本でプレーする期待株の李選手に高い関心と注目を持っており、今年の李選手の活躍と更なる飛躍が期待される。

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