台湾人気テレビ番組「大口吃遍台灣」の撮影を手がけるなど、実力派映像カメラマンとして知られる立川幹二朗さんが、福岡市のラジオ番組に出演し、撮影のテクニックや、台湾観光PRを行った。特に、海外撮影が多い立川さんは「現地に飛び込んでいくこと」をモットーとしている。「私のような『好吃』『漂亮』という単語くらいしか話せない中国語が苦手な人間ですら、むしろ、交流面では強みを発揮する」と得意げに話す。また、台湾観光については「台湾は『グルメ』が何といってもお薦め。グルメ番組は、『食尚玩家』など本格的なグルメ番組が多数存在し、日本人司会・撮影の『大口吃遍台灣』も多くの視聴者に認められ、台湾の街を司会者と歩き、撮影していても、声を掛けてくる番組ファンが多いことに気づかされる」と語る。番組ではお薦め台湾グルメとして「『鶏の唐揚げ』はなんと言っても絶品。香辛料も日本と違いスパイシー。台湾ではカロリー摂取が過多になりがちなため、やはり筋力トレーニングが欠かせない。『体調を整えておくことやな』という言葉通り、身体作りを欠かさないようにしている。撮影技術のみならず、撮影時の『肉体美』も自分のアピールポイント」と普段からの心がけを語った。
立川さんは、現在、台湾を飛び出し、日本や中国など様々な場所で撮影を行っている。撮影ディレクターとの絶妙な呼吸で「アーリーリリース」制度を活用し、現地の人々との交流を満喫し、その文化を日本でも伝えている。日本のラジオ局からもコメンテーターとしてオファーが複数あり、番組出演に備え、トークネタの準備にも余念がない。今回は「ここが承服できません」と題し、台湾やスポーツ界における「承服できないポイント」を列挙。面白おかしいトークでリスナーを魅了した。立川さんは「ワテのようなモンに出演の機会を与えてくださるなんて制作者に感謝やで。ネタは豊富やからどんどん披露していくで」と今後の意気込みを話している。