アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ2015(以下:GBWC)」の世界大会決勝戦が20日、東京・台場の「ガンダムフロント東京」で行われ、台湾から15歳以上対象のオープンコースに周毅明さん、14歳以下のジュニアコースに陳力維さんがそれぞれ出場した。
2人は入賞は逃したものの、「来年も出場して、次は1位を狙いたい」(周さん)、「これからもっと努力して、周さんを抜くのが目標」(陳さん)と、ガンプラ製作にさらなる意欲をみせた。
GBWCはガンプラの工作技術、塗装技術、アイディアなどを競うバンダイ主催の公式大会。海外エリアからは20都市からの出場があり、昨年2月から順次予選大会を開催していた。そしてこのほど、各国の大会を勝ち抜いたオープンコース13作品とジュニアコース11作品の計24作品が一同に集結し、世界一のガンプラを競った。今年の優勝はそれぞれ、オープンコースがタイ代表、ヴィチャユス・エイアム・オンさんの「アナザー レイト ナイト」、ジュニアコースがインドネシア代表のコーネリアス・シーザー・ウィジャジャさんの「ビルド ファイターズ シーズンスリー」が世界一に輝いた。今回出展された各国の作品はガンダムフロント東京で1月6日まで展示されている。
また、表彰式の前にはガンダム及びガンプラにも造詣が深いモデルの市川紗椰さんとバンダイ・ボビー事業部の川口克己さんによるトークショーも行われた。市川さんは表彰式のプレゼンターも務めるなど、会場に華を添えた。
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