2016年も客家文化促進を!

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 「国際アジア文化学会・日本国際客家文化協会2015年忘年会」に72人が参加
「国際アジア文化学会・日本国際客家文化協会2015年忘年会」に72人が参加

日本国際客家文化協会(会長:岡村央棟)は12月20日、池袋の東明飯店で「国際アジア文化学会・日本国際客家文化協会2015年忘年会」を開催した。

同会には、台湾側から台湾文化センターの朱文清センター長、今年台湾文化センターでも個展を開いた書道家の陣内白臺氏夫妻、歌手のアイリーンさん、その他多数の華僑団体会長らのほか、日本側からは前衆議院の中津川博郷氏、前参議院議員で亜東親善協会会長の大江康弘氏、板橋区議会の長瀬達也議員など同協会に所縁の深い計72人が出席した。

岡村会長は挨拶で大勢の出席に感謝の意を述べた上で、「私が2011年に会長に就任して以来、会員の増加を目指して頑張ってきた。そして、今までに45人の会員が増えた」とこれまでの成果を述べた。また、「今後も客家文化の研究と学術交流を促進していく。人的交流をすることで『客家』の認識を広め、興味を持って頂きたいので、様々な華僑や日本の会に参加していくつもりだ」との目標も述べた。岡村会長によると、客家と多元文化という書物の第9期を刊行計画中で、また、2016年には同協会12周年を記念し、池袋メトロポリタンで盛大なパーティーを行う予定だという。

日本国際客家文化協会の岡村央棟会長
日本国際客家文化協会の岡村央棟会長

なお、朱センター長は「2015年9月から11月まで、台湾文化局と大阪の民俗学博物館と提携して客家のシンポジウムを開催した。客家の藍染め花傘、音楽などを紹介することが出来た。今年も台湾ウィークを開催し、その中で客家の音楽グループを招致する事も計画中だ」と客家文化を重視していることを強調した。

台湾文化センターの朱文清センター長
台湾文化センターの朱文清センター長

一方の長瀬議員はあいさつで、2015年7月に板橋区議会のメンバーと訪台視察を行った事を報告し、「視察では高雄にお邪魔したが、高雄市議会で日本の議会より素晴らしいところを垣間見た。それはパソコンや携帯の持ち込みが可能で、話し合っている案件についてすぐに調べることができる事。これはまさに民主主義の最先端をいっていると感じた」と述べた。

さらに、中津川氏も「客家出身の方は、大変勤勉で、節約化で、日本人とよく似ている。そして、客家の皆さんを尊敬している。また、同協会の催しに参加させて頂きたい」と話し、さらなる交流に期待を込めた。

 

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