「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が台湾を舞台に映画化!

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左から試写会に登壇した太川陽介さん、蛭子能収さん、三船美佳さん、由紀さおりさん
左から試写会に登壇した太川陽介さん、蛭子能収さん、三船美佳さん、由紀さおりさん

日本のタレント、太川陽介さんと蛭子能収さんが出演するテレビ東京系旅バラエティー「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」がこのほど、台湾を舞台に映画化した。同バラエティーが海外で撮影を行ったのはこれが初めて。タイトルは「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE in 台湾」とされ、番組レギュラーの太川さん、蛭子さんに加え、今回のマドンナとして三船美佳さんが出演した。

1月20日には、同映画の完成を記念し、完成披露試写会が新宿ピカデリーで行われ、主演の3人のほか、主題歌を担当する由紀さおりさんが出席し同映画をPRした。太川さんによると、同試写会には2000人以上の応募があったという。

太川さんは映画製作を聞いたときの心境について、「テレビ東京、何を考えているのか。無謀としか思えなかったですね。映画として成立するのかと思ったけど、面白くなりました」と話し、続いて蛭子さんが「日本より面白くなったと思います」と発言すると、太川さんから「より、じゃないでしょ、更に、でしょ!!」と指摘される場面もあり、番組さながらのコンビネーションを見せていた。

今回が始めての台湾だったという三船さんは「私も来年で芸歴20年になるのですが、ここまで台本がなくて筋書きがないのは初めてでした。打ち合わせでも行きと帰りの飛行機の時間と台湾の地図しか渡されなかったので不安もありました」と話したが、「困っている私たちを見ると寄ってきてくれて、自分の時間も惜しまず手を差し伸べてくれる現地の方の温かさに助けられました」という。

また、3人が1番大変だったと口をそろえたのが、言葉の問題だ。「言葉がどうしても通じなかった。(中国語の)カードを用意していったがそれを見せて通じても、それに対する答えがわからなくて大変でした」(太川さん)。事前に言葉を勉強したという蛭子さんは、劇中で「公車站在那裡」(バス停はどこですか?の意)と問いかける場面があったが、試写会では「(言葉の勉強は)したような、しないような・・・あまり覚えてないです」、「それより印象的だったのは中華料理のお店が多かったこと」などと独自の蛭子ワールドで奇想天外なコメントを連発し、会場には終始笑いが巻き起こっていた。

蛭子さんの奇想天外の発言で会場も大爆笑
蛭子さんの奇想天外の発言で会場も大爆笑

一方の由紀さんは「ちょうどバスが揺れるくらいの軽やかなテンポ感のある歌にしました。これから人生の旅をしていく若い方にもわかってもらえるようなテーマ曲になったんじゃないかな」と語った。

主題歌「人生という旅」を歌う由紀さおりさん
主題歌「人生という旅」を歌う由紀さおりさん

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、2007年から放送されている人気シリーズで、リーダーシップと計画性がある太川さんと、自由すぎる蛭子さんに、マドンナ1人を加えた3人が、路線バスを乗り継いで日程内に目的地への到達を目指すという番組。ヒッチハイク、高速バス、電車の使用が禁止という厳しいルールと、失敗してもそのまま放送する“ガチ旅”感が好評を得ている。同映画ではそのルールを変えずに日本を飛び出し、路線バスが普及している台湾を舞台にバスの旅を繰り広げるが、台風21号の台湾直撃や、言葉・文化の壁と戦いながら、台北から台湾最南端の鵝鑾鼻(ガランビ)灯台を目指し、ガチで過酷で時々ゆるい旅を展開していく。映画は2月13日より新宿ピカデリー他全国で公開。

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