台湾貿易センター国際企業人材育成センター(ITI)の日本語プログラム研修生一行26人が1月24日(日)、雪の福岡空港に降り立った。
これは、日本企業の現場を体験するために、福岡県と台湾貿易センター福岡事務所が連携して2003年度から実施しているもので、今年が13回目となる。
例年この時期に実施しているが、今年はたまたま西日本が40年ぶりの寒気に見舞われたため、白一色の福岡入りとなった。
前泊地の東京で雪を見なかったためか、ターミナルの外に見える銀世界に「凄い」を連発していたが、いよいよ目的の地に到着したという気負いからか、出迎えの福岡県と台湾貿易センター福岡事務所の職員と交わす言葉の端々にも、高揚感を漂わせていた。
一向はロビーで人数を確認した後、強い風と雪で滑りやすくなっている足元に注意しながら宿泊先のホテルに向かう貸切りバスに乗り込んだ。
生徒たちは、25日の福岡県庁及び台北駐福岡経済文化辦事處への表敬訪問、26日の受入れ企業との交流昼食会を経て、27日から2月18日までの間、JR九州、RKB毎日放送、ロイヤルホールディングスなど20社に分かれて研修する。