トランスアジアが「彭金花」で国内旅行促進

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台湾は近年、観光施設やホテル(民宿)の建設、交通の整備、サービス品質の向上などを推進しており、若い世代からは旅行で幸せを感じるためのオプションが求められている。

トランスアジア(復興航空)はこのような若い国内旅行者の追求心を刺激し、積極的に国内旅行のビジネスチャンスを開拓するため、このほどマスコットキャラクターを発表した。キャラクターの名前は、同社の国内線就航地である澎湖、金門、花蓮3箇所の地名から取り、「彭金花(ポンジンファ)」と名付けられ、“若い世代のOL”という設定。同社は「彭金花」を用いて若い世代の国内旅行客の注目を集め、国内線の搭乗率を高める狙いだ。

トランスアジアのキャラクター「彭金花(ポンジンファ)」
トランスアジアのキャラクター「彭金花(ポンジンファ)」

同社スポークスマンの陳逸潔氏は「経済は不景気だが、やはり自分に投資したいという若者にとって、旅行は最も価値のある自己投資の1つだ。彭金花はそのような近年の若い社会人の男女を模している」と話した。

なお、同社は現在、「彭金花」の認識を深めるため、ネット上で、澎湖、金門、花蓮関連の写真&紹介文コンテストなどのキャンペーンを行っている。当選者には、2泊3日の国内旅行や国内往復チケットが当たる。

また、3月29日には東京タワーの展望台でサクラとトランスアジアのテディベアのぬいぐるみをコラボさせたPRイベントを開催した。この取り組みは、「サクラクマ」と名付けられた可愛らしいクマのぬいぐるみを上野恩賜公園、目黒川、新宿御苑など東京のサクラの名所に何十体も設置し、通行客の目を引きトランスアジアへの理解を深めてもらおうという企画。トランスアジア北東アジア区社長の江許賢氏は同イベントで、「ここ2、3年来、日本市場の成長は著しく、毎日の搭乗客数は去年同時期成長の約3倍になっている。国外線だけでなく、日本のお客様には台湾観光の際にトランスアジアの国内線を利用し、澎湖、金門、花蓮などへ行って欲しい」と希望を述べた。(2016/3/29)

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