日本を拠点に活動する台日交流団体「TJL-台日友好連盟」(以下:TJL)は4月10日、新宿御苑で「台日花見大会」を開催した。TJLの花見は昨年に続き2回目で、今年は昨年の参加者40人を大きく上回る250人が参加した。なお、台湾人と日本人の比率はちょうど半々となり、参加者は歓談などを通じ交流を深めた。
約1年前に創立したTJLはこれまでに、「台湾と日本の交流、友好関係の促進」をモットーに様々な形で30回を超える日台交流会を主催してきた。日本が好きな台湾人、台湾が好きな日本人たちに交流の機会を提供し、友達作りにとどまらず、言語交換、文化交流を目的にしている。
TJL代表のデビッドさんは「みんな(台湾人)は日本が好きで、日本語を勉強するために日本に来たのにもかかわらず、日本人と知り合う機会がなく、日本文化を理解することも日本語の練習も出来ない。そんな日本での生活を私は非常に残念に感じた。それは台湾が好きな日本人も同じで、彼らもこういった機会を必要としていた。私は日台交流会を通して台湾と日本の友好関係をさらに築けたらと願っている。これからも様々な日台交流のイベントを続けて行きたい」と熱く語った。
TJLは通常の日台交流イベント以外に、日本語・中国語を勉強する「勉強会」、日本の伝統文化を体験できる「伝統体験講座」、台湾・日本料理を学ぶ「料理会」などを開催している。5月は14日に浴衣体験クラス、18日に三味線体験クラスなどが実施される予定。詳細はFacebookページ「TJL-台日友好連盟」に掲載。