「第２５回YOSAKOIソーラン祭り」が６月８日より１２日まで、北海道札幌市で開催され、台湾からは台北市にある文化大学藝術学院ダンス学科の学生ら６５人からなる交通部観光局のチーム「Time for Taiwan」が参加した。
観光局のチームが同祭に参加するのは今年で１４回目。今年の台湾チームは、台湾伝統パフォーマンスなどで台湾文化を来場者らに伝えたほか、観光局スーパーミッション隊・隊長の台湾喔熊（オーベア／Oh!Bear）も登場し、会場を盛り上げた。
また、６月１１日・１２日の両日は大通り公園７丁目に「台湾観光PRブース」を設けて、台湾と札幌を直行便で結ぶトランスアジア航空（GE)、エバー航空（BR)、チャイナエアライン（CI)とともに各種観光資料や最新情報の案内、台湾プレゼントが当たる抽選サービスタイムの実施などを通じて台湾を紹介した。
北海道と台湾では、観光文化交流活性化の一環として２００３年より台湾ランタンフェスティバルと北海道のYOSAKOIソーラン祭りとの日台相互交流が開始されており、今年で１４年目を迎えている。双方の交流の持続的な促進を目指し、台湾観光協会と北海道観光振興機構及び札幌観光協会の三方では、同祭の開催に合わせた６月９日、札幌市内で調印式を実施。同会で三方は相互協力に関する協議書に調印し、未来の密接な相互連結のための体勢を整えた。
調印に関して、北海道観光振興機構の近藤龍夫会長及び札幌観光協会の星野尚夫会長は共に、さらに多くの北海道民が台湾へ旅行するように協力し、交流を拡大していくとした。
観光局ではこれまでと同様、日本市場に対しては、グルメ、ロマン、ロハス、ショッピング、生態、文化の６テーマを主軸に市場ＰＲを続ける方針だ。昨年５４２万５０００人を突破した相互訪問旅行者数を６００万人に増やすことを目標としている。【写真提供：観光局】
（２０１６／０６／２３）
