台湾経済部は9月22日より25日まで東京ビッグサイトで行われたツーリズムEXPOジャパンの台湾ブースに出展した。“食旅”と題された同ブースでは「味覚の旅台湾」をテーマに、特色ある台湾グルメや特産品を展示や試食を実施し、来場者に台湾グルメの魅力を紹介した。
紹介された企業は、「小春楼滷味」、「鄧師傅餐飲事業」、「河辺餐飲グループ」、「西井村蜂蜜滷味」、「東方饌黔天下貴州主題餐廳」、「官記五香臭豆腐」など、日本人にはまだ知られていない店舗のほか、日本でもオープンして話題となった「Mango cha cha」からは、まだ日本では未発売の商品などもPRされた。
同ブースを担当した中衛発展センター生活産業部美食服務組の彭建輝顧問は、「今回は、東西南北、全台湾のグルメを紹介しています。中には有名なお店もあれば、小さいけど素晴らしい商品を販売するお店もあります。このように良質なグルメをきっかけに、さらに多くの日本人観光客の方が台湾に訪れてくれる事を願っています」と述べた。
なお、当日は、全台湾のお店で実際に使える「食旅クーポンブック」も配られた。クーポンブックの他にも同クーポンブックと同じ内容のAPPも紹介され、日本人観光客の訪台を誘致した。同クーポンブックは、日本の成田空港と羽田空港や、台湾の桃園国際空港の中華航空とトランスアジア航空のチェックインカウンターで入手可能だ。
さらに、台湾経済部商業司は9月23日から10月2日まで中衛発展センター(台湾)と日本のぐるなびと協力し、台湾グルメを食べて、日本-台湾往復チケットやノベルティが当たるラッキードローに参加できるキャンペーンを開催しており、こちらも会場で案内した。同イベントは、台湾グルメを食べることを通して、台湾への関心を高め、訪台を促進するためのもの。日本の鼎泰豐、Mango cha cha、春水堂など、台湾の代表的グルメを楽しめる東京都内24店舗で行われている。一方、台湾では10月18日より31日まで、台湾の日本食レストランを舞台として、東北の食文化と旅を訴求するJAPANESE RESTAURANT WEEKを開催する事が予定されている。