黄鴻基個展、福岡で日本初開催

0
黃鴻基氏の作品
黃鴻基氏の作品

「2016黄鴻基個展 極彩、華麗膠彩画」が11月25日から同29日まで、福岡アジア美術館の企画ギャラリーBで開催される(観覧料は無料)。主催は九州台日文化交流会。黃鴻基氏の日本での個展はこれが始めて。

黃鴻基氏の作品
黃鴻基氏の作品

黄氏は「台湾の膠彩画の父」と呼ばれる林之助氏に師事。画材、技法、画風ともに林氏の理念を忠実に受け継いでいる。林氏は当時、台湾から日本に留学する数少ない美術糸留学生であり、日本では山口逢春氏、奥村土牛氏、児玉希望氏の門下に入り、「日本絵」を学んだ。このほど黄氏は、師匠である林氏の意志を伝承し、日本の福岡で展覧会を開催するに至った。黄氏の作風は日本浮世絵に思わせながら、西洋絵画の光と影、立体感もあり、なおかつ中国伝統の工筆画の基礎も深く、それぞれの真髄要素を溶け合い、独自の風格と味が生まれている。

黃鴻基氏の作品
黃鴻基氏の作品

 

問い合わせ→九州台日文化交流会 Tel:090-8407-0202