中華民国留日大阪中華総会(洪里勝信会長)は2月4日、大阪の大東洋で5日開催の春節祭に会わせて大阪を訪れた僑務委員会の呉新興委員長の歓迎会を開催した。
同会には、台北駐大阪経済文化代表処の陳訓養処長や台湾貿易センター大阪事務所の林志鴻所長、チャイナエアライン大阪支店の丘偉端支店長ほか、大阪地区の華僑団体会長らが出席したほか、台北駐日経済文化代表処(以下:代表処)の張仁久副代表、同じく代表処僑務部の王東生部長、日本中華連合総会の毛友次会長らも東京から駆けつけ、呉委員長を歓迎した。また、日本からは親台派の大阪市浪速区の玉置堅司区長も出席した。
呉委員長は同会で、大阪で活躍する華僑らに日頃からの台湾への支援に対し感謝の言葉を述べたほか、「台湾の強みは全世界に華僑の方々がいらっしゃる事だ。世界の皆さんに台湾のパワーを感じてもらっているだろう。そして、台湾はいつまでも皆さんの故郷です。いつでも帰って来て下さい」と述べ、大阪の華僑らを激励した。
また、洪会長も挨拶で呉委員長の大阪訪問に歓迎の意を示したほか、翌日に控えた大阪中華学校で開催される春節祭についても触れ、「台湾のグルメや、パフォーマンスを通じて台湾の文化に触れて頂けるだろう」と述べ、会場の参加者らに春節祭への訪問を促した。
春節祭は2月5日10時より、大阪の中華学校で行われる(雨天決行、入場無料)。会場では、豆花、ねぎ餅、台湾風からあげ、台湾ソーセージなどの台湾屋台料理のほか、タピオカミルクティーや台湾ビール、台湾アップルサイダーなどのドリンクも発売される。また、舞台では獅子舞、中華伝統芸、二胡演奏、民族舞踊、そして豪華商品が当たる抽選会も行われる(枚数限定の整理券発行)。
同春節祭は、今年で17回目を迎え、毎年多くの来場者を動員する一大イベントとなっている。屋台はどれも台湾本場の味にこだわられており、大阪市民の間でも毎年期待度が高い。
(2017/2/4)