甘いルックスとJ-POPとC-POPが融合されたサウンドが話題となり、若い女性の間で話題となっている台湾4人組バンド「noovy(ヌーヴィー)」。台湾のマネジメント会社「Eelin」と日本の音楽会社「Sony Music」がタックを組んで「日本・台湾で活躍できるスター」を発掘すべく行われたオーディションで結成され、日本で自主制作限定のシングルCD「KALEIDOSCOPE」を1000枚売り切り、4月にはワンマンライブを成功させた。彼らは次のステップとして1stミニアルバム「ONE」を3000枚売り切るため、現在ライブやインストアライブのため東京や地方を駆け回っている。将来は日本と台湾の架け橋となって「台湾観光親善大使」を目指したいと話してくれたメンバー4人に本紙がインタビューした。
Q:noovyの歴史を教えてください。
Shawn:noovyの誕生日は2014年10月9日。僕とHankとJKはオーディションで結成された後、Markが後から加わったんだ。
JK:僕とMarkは高校の同級生でした。話した事はなかったけど、高校内ではドラムがすごい上手いと噂になってたから、ドラムは入れるなら絶対にMarkだと思ってメールでアプローチをしたんだけど、何故か何度も無視されたり、証明写真が欲しいと要求した時は犬の写真送ってきたり。あの時は本当に困った(汗)。
Mark:EelinもSonyMusicも大きい会社すぎて、いきなり言われても信じられないよ。絶対に詐欺師に騙されてると思った。
本紙:結局最後は何故信じたのですか?
Mark:Eelinから連絡が来て、あ、詐欺じゃなかったんだって(笑)。そしてオーディションを受けて加わる事になったんだ。
Hank:結成してからは、4人とも方向性とか何もわからないまま、ストリートライブや学園祭でのライブ、ゲリラライブなどひたすらやりました。
Shawn:あの時の僕たちは途方に暮れてたよね。そんな時、会社から、日本に行って一度バンドとしての経験を積んで来て欲しいと言われ、今年の1月から正式に日本で活動する事になったんだ。
Q:「ONE」3000枚を売り切ったら日本メジャーデビューとのミッション、その意気込みは?
Shawn:前回のミッションと比べ、今回は値段も3倍、枚数も3倍、感覚的には9倍の挑戦。だから僕たちは9倍、いや90倍の努力と90倍のファンを魅了できるように頑張るんだ。だって僕たちは絶対に日本でデビューしたいから。
Hank:これは一つの挑戦でもあり、僕たちにとっては大きな第一歩。絶対売り切ります。
Q:デビューできたらどうしていきたいか。
JK:世界各地でコンサートをやりたい!
Shawn:楽しいバンドにしていきたい。音楽の部分だけじゃなく、豊富なバリエーション溢れるね!あとは、今後作詞作曲もしていきたいな。
Q:日本と台湾のファンの違いは?
JK:日本ファンの方が勢いがあるね!盛り上げてくれる。
Hank:台湾のファンは恥ずかしがり屋が多いかも。
Mark:文化と環境の問題もあるんじゃないかな。台湾では撮影しながら見るから、飛び跳ねたりできないし、たとえ盛り上がりたくても周りが静かだからそれに合わせるんだろうな。
Shawn:でも何人か台湾のファンがワンマンライブに来てくれたけど、その時はすごい楽しそうに盛り上がってたね!
Q:日本に来て辛いと感じた瞬間は?
Shawn:確かに日本語もわからず、大変な事もたくさんあるけど、僕たちは好きな音楽をやっているから、辛いとか疲れは全然感じない。
JK:最初の方のライブはちょっと辛かったけど、前回3ヶ月間の来日で、バンドとはどういうものかだんだんわかってきて、今では本当に楽しくて、肉体的には疲れる事はあっても、すぐに「また早くライブしたい!」って思うようになった。
Q:日本での楽しみを教えてください。
JK:一緒にみんなで寝る事!あとは、よく夜通しでトランプをやっているんだ。
Shawn:負けた人がどんどん服を脱いでいくっていうね(笑)。まあこれは冗談だけど、4人で行った銭湯も楽しかったな。お互いをもっと知る機会になった。
Mark:僕は時間があればすぐに楽器屋に行っちゃうな。
JK:シンバルたくさん買ったよね。26万円のシンバルとか(笑)。
Hank:僕もMarkの行く楽器屋に行くんだけど、その店員が優しいんだ!この間チューナーを買いに行った時は半額にしてくれたりと、いつも値引きしてくれる。僕たちも何か恩替えしがしたいと思って、楽器屋に行く時は飲み物を買って行ってりもするんだ。
Q:それぞれメンバーのPRをお願いします!
【Mark→JK】
Mark:JKは音楽の上達がすごく早い。他のバンドをよく見て、自分のバンドに何が足りないのか考えてくれる。クールそうに見えるけど、舞台の上では終始笑顔。しかもあの韓国のヨン様みたいにファンサービスが良い。
【JK→Shawn】
JK:Shawnは努力家で野心家。常にやる気に満ちあふれていて、怠けたり絶対しないし、やるべき事は絶対にやり遂げる。ヴォーカルのほかにも、映像編集したりと、バンドのプロモーションを一番考えてくれる。一番年下なのに、リーダーシップがある。
【Shawn→Hank】
Shawn:バンドのムードメーカーはHankだよ。ステージの魅せ方が上手で、観客を動かす力がある。ステージに立つ人の模範。あとは写真にしてもMV撮影にしてもポーズの決め方が速い!一瞬のうちに何十ポーズもしてるよね(笑)。
【Hank→Mark】
Hank:「狂ったドラマー」。でもMarkはステージに立ったら終始冷静に観察して、誰かが違う方向に行ったら引き留めたりと、常に安定を保ってくれる。あとは音楽面ではリーダーなのに、音楽以外は天然で、実はギャップ萌えがあるんだ(笑)。
Q:読者へのメッセージ
Shawn:台湾が好きな人、リラックスしたい人、楽しくなりたい人、是非僕たちを観に来てね!日台関係がいつも友好であるように!これからも頑張りますので応援お願いします!
Hank:もし青春あふれるソングが好きだったり音楽を通して楽しみたかったら是非僕たちのライブを見に来てね!ツイッターでも情報をつぶやいてるので確認してくれると嬉しい。もし台湾に来る機会があったら台湾のライブも是非見に来て下さい。
JK:今後さらに多くの人に僕らの音楽を届けていきたい!日本と台湾のほか世界各地で演奏できるよう頑張っていきたい。通常のライブとアコースティックバージョン、僕らの違う一面が見れるので両方来て違いを実感してほしい。
Mark:僕たちは電気を使わないアコースティックライブもやるよ。東京以外にも今後無料のイベントをやってくつもりだから時間があったら是非来てね。好きになってくれるといいな!
次回はnoovyオススメの観光地と台湾グルメをご紹介!!