日台経済文化交流協会の総会開催、陳処長出席で交流深化

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日台経済文化交流協会(上村直子会長)は6月6日、ホテルモントレ横浜で平成29年度総会と懇親会を開催。先の5月に台北駐日経済文化代表処横浜分処の処長に就任した陳桎宏処長夫妻も来賓として出席し、同会の発展に期待を示したほか、台湾との窓口として協力していきたい意向を示した。

台北駐日経済文化代表処横浜分処の陳桎宏処長は台湾との窓口として同会に協力していきたいとした

上村会長は総会で、陳処長に対し歓迎の言葉を述べたほか、「同会は数ある日台の会の中でも、“経済”という名前が付く珍しい会です。陳処長は以前より経済分野にお詳しいと聞いておりますので、同会の経済分野での発展にご協力頂きたい」と、陳処長への期待を表示。

日台経済文化交流協会の上村直子会長

これに対し陳処長も、「今後、同会における経済面での台湾との交流について、実質的な部分で取り組みを進めていってほしい。私も代表処の立場で台湾との窓口として精一杯協力したい」と積極的な姿勢をみせた。また、陳処長は同総会をもって、同会の名誉顧問に就任した。

横浜地区の関係者らと名刺交換する陳処長

なお、総会では平成28年度の事業報告や収支決算報告が行われたほか、今年度の事業企画や収支予算案、会則や役員の変更などについて発表され、参加者の拍手をもって承認された。

懇親会には台湾貿易センター東京事務所の呉俊澤所長、衆議院議員の菅義偉内閣官房長官秘書・奥野智佐之氏、湘南・日台未来交流協会の添田宏高会長など横浜地区における政界、経済界の関係者らほか、台湾人留学生ら約50人が出席した。

留学生らも出席し交流した
獅子舞の披露

(2017/6/6)