謝長廷代表一行、宮崎県知事を表敬訪問

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台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表と台湾知日協会(台湾にある日本に理解を持つ台湾人民間団体)役員らはこのほど宮崎県庁を訪れ8月25日、宮崎県の河野俊嗣知事を表敬訪問した。

記念撮影(台北駐日経済文化代表処謝長廷代表(左)・宮崎県河野俊嗣知事)

謝代表ら一行は、河野知事と意見交換を行い、今後の交流について話し合った。河野知事は、先日行われた県長会議で今後台湾へ教育旅行を推進していく方向性となった事を報告し、「食べ物や治安に関しても日本人が一番安心できる台湾との関係をさらに深めていきたい」と述べた。また、現在熊本大震災以降、宮崎―台北の飛行機路線が減便したとの現状に、いち早く週3便に戻せるよう努力していくとした。

一方謝代表は、「高千穂峡は価値のある観光地である。日本の歴史や文化に触れたかったら、宮崎県に足を運ぶべきである」と主張したほか、「日本と台湾は歴史的絆があり、今になっても良好な相互関係をさらに深め、次の世代に伝えていくのが代表の使命である」と述べた。

河野県知事表敬訪問の様子

なお、台湾知日協会とともに台湾から来日した台中市政府の何春樹顧問は、2018年に開催される「台中フローラ世界博覧会」のPRとして、台中市の林佳龍市長のメッセージと同博覧会の案内書を含めた資料を河野知事手渡した。

宮崎県と台湾は若い世代のスポーツを通じた交流が盛んであり、宮崎県と台湾新竹県の少年野球チームが年に1度、国際交流試合を行い、今年で7年目となったほか、昨年と今年の8月には、ソフトボール台湾U16(16歳以下)代表チームを宮崎市に招いて、強化合宿の実施なども行っている。

(2017/8/25)