日本における台湾への観光誘致を目的に9月17日から2週間、JR東日本山手線に台湾の観光ラッピング電車(特別塗装電車)が運行している。日本一の利用者数を誇る山手線を台湾ムードに染め、秋冬の台湾への旅を誘う。
同列車内では、本年の台湾観光イメージキャラクターを務める長澤まさみを起用した「Meet Colors台湾」のコマーシャルを元に「グルメ」、「女子旅」、「一人旅」、「夢の台湾ナイト」、「午後の休暇は台湾へ」、「台湾癒しの旅」をテーマにした広告を展開している。また、色彩豊かな台湾の景勝地や旅のシーンなど、台湾観光におけるプロモーション映像の車内上映も実施している。
また、日本人に馴染みの深い九份、ランタン、マンゴーかき氷、小籠包、お茶、101、連池潭に虹の村、美麗島駅、日月潭を加え、山手線に乗車する事で、自分の色を見つけ、カラフルな台湾を体験してもらうのが狙いだ。
なお、同電車は、台湾観光局が日本と台湾を結ぶ台湾の航空会社3社と、日本の主要旅行会社7社と協力を行い企画したもの。住民にとって最も重要な交通手段である山手線を台湾観光のメッセンジャーとし、訪台旅行を誘致する。台湾観光をPRするラッピング電車は昨年9、10月にも山手線でも運行されていた。
(2017/9/18)