台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表は9月16日、東京ドームの一室でプロ野球球団読売ジャイアンツ(以下:巨人)の陽岱鋼選手と面会し、「台湾の光」と自ら執筆した色紙を贈呈した。謝代表は「陽岱鋼選手は私たちの誇りであり、台湾の光だ。選手としてすばらしいだけでなく、チャリティー活動にも熱心で、たくさんの子供達に夢を与えてくれる」と述べた。
陽岱鋼選手は「子供達が夢を追うための機会を作ってあげたい」との想いから、2014年よりソロホームランを打てば2万元、ツーランホームランを打てば3万元と、ホームランの得点に応じて設定した金額を小学校の野球チームなどに寄付するとのチャリティー活動を自ら行っている。
謝代表は陽岱鋼選手の精神溢れるこの行動に感謝の意を述べ、「頑張って欲しい」と伝えた。これに対し陽岱鋼選手は「やるべき事をやっただけです」と返答したほか、自身のサイン入りの色紙を謝代表に手渡した。
なお、同面会には、読売新聞グループ・本社取締役最高顧問でもある、巨人軍の老川祥一オーナーと同グループ福士千恵子取締役事業局長が同席した。
陽岱鋼選手は、台湾国籍初となる三井・ゴールデンクラブ賞(日本プロ野球の選手表彰の一つ)に選出されたほか、今年の8月16日には1000本安打を達成するなど、多方面において活躍している(元=ニュー台湾ドル)。
(2017/9/18)