六本木アートナイトに鄭弘敬氏の作品登場

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六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2017」が9月30日〜10月1日の2日間開催され、台湾人アーティスト・鄭弘敬氏の作品も展示される。鄭氏が出展するのは、安定した自分自身の日常生活に違和感を感じた事から制作したシリーズ作品“台北無聊風景”。同作品は、台北で生活している友人の協力の下、生活中に起こりうる少し変わったシーンを再現し、撮影したもの。なかには道端で会った人を撮影したものもあるという。鄭氏によると、日々撮影する日常に潜んでいる、愛くるしい瞬間と台湾の文化がイメージの中で共鳴する作品だそうだ。なお、同イベントの今年のテーマは、「未来ノマツリ」。人々が集い非日常的な体験を共有し、文化を未来へ伝えるとの意味が込められている。さらに、今回初の試みとなる「東南アジア・プロジェクト」では、東南アジアのアーティストや東南アジアにゆかりのある日本人アーティストを招聘し展示するなど、今年のアートナイトは国内外で活躍する気鋭のアーティストが集結し、夢のような一夜を展開する。

 

問い合わせ→六本木アートナイト実行委員会(ハローダイヤル):03-5777-8600