台湾交通部観光局(以下:観光局)は、今年の観光の主なテーマを「海湾(湾=海が陸地に入り込んでいる海面)」として、台湾の離島の魅力を深く探る旅などをPRしていく事を発表した。今後、台湾の魅力ある離島10カ所を選出し、これらの離島を時計回りにめぐる旅を提案する。対象は、亀山島(宜蘭県)、緑島(台東県)、蘭嶼(台東県)、小琉球(屏東県)、七美(澎湖県)、漁翁島(澎湖県)、吉貝(澎湖県)、小金門(金門県)、北竿(連江県)、東莒(連江県)。観光局では、台湾本島に離島をプラスする「大きな島と小さな島を結び付ける」コンセプトからスタートし、国の力で離島観光を推進していく方針だ。「2018年『海湾』旅行イヤー」に合わせ、9月に澎湖で、「世界で最も美しい湾クラブ(The Most Beautiful Bays in the World, MBBW)」の年次総会も開催される予定。
(写真提供:中央社)