日本に於ける台湾への注目度が高まり、台湾カフェが続々とオープンする中、普通のカフェとはひと味違った新たな日本と台湾の交流スペース兼カフェの「Shiappa Shiappa(シャッパーシャッパー)」が2月7日、新日本橋にオープンした。
この聞き慣れない「Shiappa Shiappa」は台湾語で「おしゃれ」を意味する「酷炫(シャッパーシャッパー)」から来ていると話すのは、オーナーの吳廷中(David)さん。「Shiappa Shiappa」を通じて、台湾のイベントなどを行い、若い世代の考えや想いをつなげられるよう、積極的に日台交流のプロモーションを行っていきたいと意気込んでいる。
「おしゃれ」をテーマにしているように、同スペースには台湾に関する「おしゃれ可愛い」台湾グッズが至る所に飾られている。台湾では家庭に一台あるのは当たり前といっても過言ではない電動鍋の「大同電鍋」や、台湾モチーフのレトロなピアス、台湾のカラフルなお買い物バッグ…。そしてカフェでは台湾ビールや小籠包、滷肉飯、蔥油餅なども販売し、台湾尽くしの夢のような空間になっている。
さらには、2月16日に正式にオープンする台湾人気ドリンク店の「一芳」も併設され、同店看板メニューの「水果茶(フルーツティー)」や定番のタピオカミルクティーも楽しむ事が出来る。
「同スペースは1つのツール。ここを起点に、若い世代の日台交流を促進させていきたい。台湾にはおしゃれなものが沢山ある。これを日本の皆さんにも伝えたい、台湾のイメージをおしゃれに変えたい」(David)。
今後は同スペースで大同電鍋を使用した台湾料理教室や、中国語講座、台湾関係者による講演会、コンサートなど、様々なイベントを行っていく予定だという。
すでに9日にはシャッパー祭と題した3日連続イベントの1日目として、関係者らを招待してオープニングイベントが行われたほか、2日目の10日には台湾のガイドブック著者による講演会と鍾官衡、里地帰、洸美hiromiによるコンサートが行われ、スペースが満員になるほどの来場者で賑わった。
また、イベント最終日の11日には映画の日として13時より21時まで、「宴会/Pan Zhog/辦桌」、「由紀交換屋/Yuki/由紀交換屋」、「二桃/Two Peaches for Three Wattiors/二桃」、「ハグ/Hug/擁抱」の上演会も行われる。
最先端の台湾を知りたい時、是非「Shiappa Shiappa」を訪れてみて欲しい。きっと新たな台湾を知る手がかりになるだろう。
Shiappa Shiappa
Address:東京都中央区日本橋本町4丁目3−4
Tel:050−3136−5165