ライセンス取引の専門展「第8回キャラクター&ブランドライセンス展(通商:ライセンシングジャパン)」が4月4日から6日の3日間、ビックサイトで開催され、台湾パビリオンブース「Fresh Taiwan」 が今年も出展している。
「Fresh Taiwan」は、台湾文化部が企画する台湾オリジナルコンテンツであり、今年で3回目の出展。今年は新たなキャラクターも加わり、台湾独自のスタイルやユニークなキャラクターを創出している会社9社が集まった。不思議で可愛良い癒やしキャラクターから一度目にしたら忘れない“キモカワ”キャラクターまでが勢揃い。どのキャラクターもインパクトが強く、人目を引いていた。パビリオンの運営を担当した聯合數位文創の羅嘉惠プロジェクトマネージャーは「台湾で人気である事に加え、台湾ならではの多元的な文化が背景にあるキャラクターを選出した」という。
初出展を果たした宇宙ネコ「Kuroro(クロロ)」は現在台湾航空会社・タイガーエアと提携コラボレーションするなど、台湾で注目を浴びている大人気キャラクター。日本でもアクアシティお台場3階のFUNLIFE STORE内にグッズコーナーが3月より設置されているなど、日本にも着々とその人気が浸透してきている。今回の出展においては「日本の代理店を増やしていきたい」と意気込んでおり、まずはKuroroを多くの人に知ってもらう事を目的としている。
アジアでもトップレベルの規模と言われる同展。「Fresh Taiwan」では、多元的でバラエティ豊かな台湾オリジナルキャラクターが、世界的なライセンシング事業者や代理店などとの提携機会を創出し、台湾ブランドが国際的なライセンシングの経験を積み、国際市場進出を目指していくという狙いも兼ねている。
一方、初日の4日にブース内で行われたオープニングセレモニーには、女優でエッセイストの一青妙が司会者として登場。台湾のオリジナルキャラクターをそれぞれPRしたほか、セレモニー終了後には「米拉大叔(こめおやじ)が好き」と話し、こめおやじの着ぐるみと交流を図っていた。