台湾留学生経験者らによる成果発表会が開催

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参加者ら記念撮影 教育部の林世英部長は前列左から4番目


 台湾留学経験者及び中国語を学習している日本人学生による中国語の成果発表会が6月15日、台湾文化センターで行われた。今年は13人の学生が集まり、それぞれが自身の留学経験や中国語の学習を始めたきっかけなどを中国語で発表した。

参加した女子大学生は、「とても緊張しました。文章を書くのと発表で話すのでは全然違い、普段から中国語で会話をする事がいかに大事なのか気づけました」と、同発表会の参加が自身の経験に繋がったとしたほか、「機会があったらまた台湾に留学したい」と話した。

台湾留学での生活について発表した納富さん

なお、同発表会は台北駐日経済文化代表処の教育部によって企画された。同部の林世英部長によると、台湾留学経験者が日本に帰国後、その成果を発表する場やほかの学生との交流がない事から一昨年、同発表会第一回を開催。その後、参加した学生や学校の先生から好評を得たため昨年は春と秋に2回開催したとの事。林部長は、今後も1年2回の開催をコンスタントに実施し、「参加学生を毎回20人以上を集めたい。この発表会をもっともっと盛り上げていきたい」と意気込むなど、同発表会に対する想いを語った。

発表会の様子

一方、同発表会には講評者として、拓殖大学の渡邉俊彦助理教授、日本台湾教育センター郭艶娜主任、中華民国留日東京留日同学会の劉冠賢会長が出席した。