第5回東亜城市足球大会2018in Taiwanが開催

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東亜城市足球連盟・国立台湾体育運動大学の両主催による国際サッカー大会がこのほど開催され、琉球選抜大学代表が出場して第三位となった。今大会よりFIFA公認の公式競技として開催され、今大会の参加国は日程の関係で台湾とマカオ、日本の三ヶ国だった。「プロサッカーチームを創りたい」「プロサッカーリーグを発足させたい」との願望から、2014年に初めて「台中国際東アジアサッカー大会」が台湾台中市で開催されて以来今大会まで継続して開催されている。その第一回大会の参加国は台湾・韓国・中国・マカオ・日本の5か国だった。

今大会の試合は3カ国4チームの総当り戦で、引き分けの場合は1人目からサドンデスPKとし、勝敗を決定。総得点・得失点差などにより、順位が決定された。琉球選抜大学代表は沖国大生16人の選手と監督、コーチ、役員らの合計20人で大会に臨んだ。なお同チームは、第3回大会より大学生選抜の「琉球選抜大学代表チーム」として「RYUKYU」の文字が入ったユニフォームを着用して参加している。なお本大会の出場選手は、今年3月に開催された「第5回東アジア沖縄国際交流大学サッカー大会2018」を戦った大学2年生と1年生の選抜チーム編成だった。

 

台湾プロサッカーリーグ設立にも期待

 

なお、今大会出場した琉球選抜大学代表側は「開催するにあたり、アジア諸国のサッカーレベルアップ、サッカー人口を増やす、東アジア諸国の都市同士の交流を深めるため、台中市でサッカーのプロ化の第一歩となるよう、子どもから大人まで足を運んでもらえるような大会になる事を祈願しています」(同運営事務局の屋敷寛明さん)と話した。

また、本大会は沖縄での知名度は「高くはない」としながらも、開催国の台湾(台北)から記者が取材のために現地入りし、試合取材を主体に参加チームインタビューや動画配信なども行うなど「台湾のサッカーに対する人気度も伸長している」(屋敷寛明さん)と話し、関心が高い事を強調。加えて「台中市サッカー協会の方々に、日本のようにプロサッカーリーグを創りたいとの想いから、私達で出来る事を少しでも一緒に出来ればと、本大会の継続開催に繋がった事は大変嬉しく思う」と話した。さらに、大会主催者の「東亜城市足球連盟」「国立台湾体育運動大学」、そして、大会に5年連続の賛同企業の新垣通商、4年連続賛同企業の琉球海運に対して謝辞を表した。

試合会場は太原足球場と朝馬足球場の二箇所で8月16日から同18日までの三日間熱戦が繰り広げられた。チームは8月15日に現地入りし、同20日に帰郷した。

一方、恒例のレセプションが同16日大会初日夜に総勢200人の参加者を集めて盛大に行われた。議員やサッカー協会の幹部も参加するなど、相互の交流が盛んに行われた。

大会成績は以下の通り。

■最終成績表

1.国立台湾体育運動大学足球隊     勝点:7(2勝1分)

2.台中市選抜代表隊          勝点:6(2勝1敗)

3.琉球選抜大学代表隊         勝点:4(1勝1分1敗)

4.澳門足球隊             勝点:0(3敗)