日本と台湾のロータリークラブの友好関係構築を目的とする一般社団法人「日台ロータリー親善会議」が東京で設立され、8月10日に法人登記が行われた。
台湾側の「台日国際ロータリー親善会」は2009年4月に法人登記をしているため、今回の日本側の法人化で両者の足並みが揃うことになる。
日本法人の初代代表理事には国際ロータリー第2700地区の大島英二氏(佐賀県鳥栖市)が就任し、第2580地区の松坂順一氏と吉田雅俊氏が理事として、上山昭治氏が監事として支える構成となっている。
同法人は日台が交互に開催してきた「日台・台日ロータリー親善会議」の主催・運営サポートや日台親善に関するクラブ会員の親睦・交流活動のほか、日台親善に関する調査研究及び刊行物等の発行、講演会などの広報・啓蒙活動など、幅広い目的を掲げているが、先ずは2020年3月に福岡で開催を予定している「第7回日台ロータリー親善会議」のバックアップが大きな活動となる。
両国の「ロータリー親善会議」は、第1回東京(2008年5月)、第2回台湾・日月潭(2009年10月)、第3回京都(2012年6月)、第4回台湾・台北(2014年1月)、第5回金沢(2016年6月)、第6回台湾・高雄(2018年3月)と、ほぼ2年おきに日台で交互に実施している。
第7回は2020年3月に福岡で実施されることが決定しており、7月28日に第1回実行委員会が開催され、国際ロータリー第2700地区の灘谷和德氏の進行の下、「親善会議」のこれまでの経過報告と、福岡会議に向けての組織構成・役割分担などが決定された。同会議の今後については順次報告する。