台湾ウルトラ連絡会(事務局鈴木トシ他)による「第五回・日台ウルトラ忘年会」が12月8日、東京・池袋のYRホールで開催された。今年は共催に「台湾世界遺産登録応援会」が加わり、約60名の日台の関係者が集まり、盛り上がりを見せた。
この日のスタートは、台湾で功績を残した「八田與一氏」を日本へ紹介した第一人者として知られる古川勝三氏による様々なエピソードから始まった。「歴史に学ぶ日台の絆」~台湾を変えた日本人八田與一~と題し、日本と台湾の近代・現代史における深いかかわりの内容に対し、聴聞した参加者から多くの共感を集めていた。その後「台北駐日経済文化代表処・台湾文化センター」の朱文清センター長による乾杯の音頭で懇親会がスタートした。
懇親会では、ステージに台湾人のベテラン歌手游美媛さん、日台の絆を標榜した真氣さん、台湾出身の人気歌手モニカ・ウーさん歌唱と続いた。歌の最中には「タイワンダー」の参加もあり、会場は終始賑わいを見せていた。
終盤には澎湖島スタディツアー報告のスライドやビデオも披露され、その後抽選会も催された。「台湾グッズ」や台湾のウイスキーなどの豪華商品をゲットする参加者もいた。台湾と日本の力強く楽しいつながりが感じられる、温かい忘年会だった。