台湾15のブランドを集結した「TAIPEI corners」が展示会に出展

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財団法人台北市文化基金会創意発展部は6月26日より、東京ビックサイト(青海展示棟)で開催されている「第10回DESIGN TOKYO国際デザイン製品展」に出展中だ。例年出展して着実に成果を上げており、出展は今年で5回目を迎えた。展示名を「TAIPEI corners」とし、有力なバイヤーと対面交流により新規取引の獲得も目指す。会期は同28日まで。

台湾のクリエイティブな人材育成を目的に、文化と創造性を結びつけた産業の発展にも寄与する同会。今年は台北市文化局局長の蔡宗雄氏を団長に、選りすぐりの15ブランドを率いて出展した。蔡局長は「国内外の最新技術やサービスが一堂に参集する舞台で、台湾発のデザイン製品が注目を浴び、文創産業が多角的に展開していけることを期待している。また、観光地づくりの発展に繋げていくためにも、台北市政府がその第一線に立ち、クリエイティブサポートを行うことが重要」と意気込みを話した。

今年のテーマは「理想の生活」。暮らしを豊かに照らす日用の良いものや住まいのヒントを提案する。展示品は、オーディオライトの「DAQICONCEPT」、音響メーカーの「CELIA & PERAH」、錫物工芸の「no.30」、インテリアグッズの「mordeco」、書道道具の「NOW 4 DESIGN/小墨器」、インテリア小物の「BAFFIN GOODS」、ペーパーカメラの「Paper Shoot」、科学をテーマとした生活雑貨の「Mr. Science工場」、DIYバッグメーカーの「Studio Smoll」、メッセンジャーバッグの「TAGather Goods」、「西門紅楼」、バッグブランドの「tiao tiao」、コーヒー器具メーカーの「Simple Real」、ジュエリーブランドの「以覚学」、ガラス食器の「WEN PIIM」など。これらを一堂に展示し、台北の街角の魅力を世界に向けて発信している。

なお、過去には、プリント生地ブランド「inBlooom」がTAIPEI cornersを通じて代理店とのマッチングが成立。2017年に日本第一号店をオープンさせている。また、「eguchi toys」も輸出入商社と繋がった経緯があり、米国や欧州市場への進出にも成功した。今年も「東京の地でリアルな台湾の文化やクリエイティブを知ってもらい、刺激的な機会をつくっていきます」(同会)と話していた。


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