幸福実現党の七海ひろこ氏が本社を表敬訪問

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幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏

幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏が6月12日、表敬のため台湾新聞社を訪れ、錢妙玲社主と懇親した。先に控える選挙での同党の公約とする「香港・台湾支援」の内容を軸に、終始和やかな雰囲気の中で錢社主との間で意見交換や主旨説明などの懇親が行われた。なお、七海氏は今夏の参院選出馬(東京選挙区)を表明している。

幸福実現党(釈量子党首)は本年立党10年を迎え、現在、35人の公認地方議員が在籍している。同党は、「北朝鮮と中国の脅威から日本やアジアを守る」「減税で個人も国家も豊かに」などの日本の既成政党とは異なる主張を展開する党として知られる。

七海本部長は錢社主との間で意見交換や主旨説明などの懇親が行われた

先の参院選の公約には明確に「香港・台湾支援」を掲げており、特に台湾政策として「日台基本法の制定」「日台FTAの締結による経済関係の強化」「台湾が独立国家であることを承認し、国交回復を目指す」などを掲げる唯一の政党でもある。また、今年3月には台湾との国交回復を求める要望書を内閣府及び外務省に提出した。さらに6月16日、党幹事長の松島弘典氏を中心に、同党沖縄県本部が「中国の覇権主義から香港・台湾・日本を守ろう!」と訴えるデモを開催。その後6月26日には新宿で同主旨のデモを行った。

七海氏は「台湾は大好きな国で、何度も訪れています。幸福実現党は、中国共産党の言論統制、人権弾圧を真正面から批判し、世界の自由・民主・信仰を守るために戦い続けます」と強調する。「台湾の自由が守られるためにも、幸福実現党の躍進に期待したい」(錢妙玲社主)と支援、協力体制を確認した。