台湾桃園市(鄭文燦市長)の訪問団一行が8月7日、友好都市である千葉県成田市の成田市役所を表敬訪問し、情報や意見交換を行った。その後の同9日、千葉県庁を訪問する。
成田市役所を訪れたのは鄭市長率いる行政訪問団の一行14人。成田市と桃園市は2016年に友好都市協定を締結し、これまで伝統芸能の交流などを行っている。双方ともに国際空港のある中核の都市同士。今回の訪問も友情の証しとして活発な意見交換などが繰り広げられた。
一行を迎えた成田市の関根賢次副市長は「今後も情報交換を行い、さらに強い友情の絆のもと、互いの交流を図りたい」と歓迎した。一方、一行からは、成田市のマスコット「うなりくんのプロモーション方法や内容」と「ハブ空港と地元行政の共存発展に向けて」などの質問があるなど、ともに活発な議論が行われた。さらに鄭市長は「成田市とこれからも教育・文化・観光など様々な面で交流を続けたい。また、これから成田空港がどのように地元と結合していくのかも学びたい」と、余念がなかった