「国際企業人材育成センター(ITI)」の研修生が福岡県庁と領事館を訪問

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福岡県庁訪問

台湾貿易センター国際企業人材育成センター(ITI)の日本語プログラム研修生のうち、福岡の企業で実務研修をする17人が1月24日(金)から福岡に入り、27日(月)に福岡県庁と福岡領事館を訪問した。
福岡県庁では、初田 寿商工部次長、永吉 豊課長、辻畑敦雄班長以下関係職員の歓迎を受け、研修生一人ひとりが流暢な日本語で自己紹介した。

一人ひとりが流暢な日本語で自己紹介

福岡県庁を代表して挨拶に立った初田次長は、まず福岡県がITIの研修生を受け入れるのは今年が17回目であり、これまで優秀な多くの研修生が県内企業や団体で研修したことに触れ、今年も若い優秀な方々を迎えることが出来たことを喜んでいると述べた。また、2018年は台湾から36万人の方々が福岡県を訪れたこと、一昨年小川 洋福岡県知事が台湾を訪問したことなど、福岡県と台湾との結びつきを強調した。
最後に研修生に対して、風邪が流行る時期なので、体調管理に十分注意して研修を終え、福岡の良いところを見つけて帰って欲しい。そして将来台湾と福岡、台湾と日本を結ぶ架け橋となって活躍することを願っていると締めくくった。
これに対して研修生の代表は、これを機にしっかりと日本の文化と企業を勉強し、両国の役に立ちたいので、応援とご指導をお願いしたいと応じた。

記念品の交換

次に訪問した領事館(台北駐福岡経済文化弁事処)では、陳忠正処長(総領事)、洪臨梂部長、李杰宏課長ほか、大勢のスタッフが研修生を出迎えた。
陳総領事は、最初にこの研修プログラムが17年もの長い間続いていることについて、同行した福岡県庁の案浦彩翔氏に対し、県の支援と協力が無ければできないことと御礼を述べるとともに、研修プログラムを運営する台湾貿易センター(TAITRA)福岡事務所の駱慧娟所長と所員の労をねぎらった。
研修生に対しては「皆さんは台湾の若い世代の代表であり、福岡の企業は毎年台湾の若い人たちが来ることを楽しみに待っている。この研修を通じて出来るだけ多くの日本人と接触して日本の文化を知るとともに台湾に対して良い印象を持ってもらえるような行動をして欲しい。また我々領事館のスタッフは外交官としての活動を行っているが、我々がすべての分野をカバー出来るわけではない。皆さんには、民間外交の一員として日台の信頼関係がいっそう強いものになるように行動し、両国の架け橋となってもらいたい」と訓話をした。

研修生に訓話する陳総領事

訓話の後は、領事館に近く、福岡タワーやプロ野球のドーム球場などが一望できる高台のレストランで美味しい料理を食べながら領事館やTAITRAのスタッフと研修への期待などを話題に歓談した。

研修への期待を胸に歓談
研修への期待を胸に歓談