日本台湾商会聯合総会が熊本県と福岡県にマスクを贈呈

0
熊本県庁(左)と福岡県庁(右)での贈呈式

日本台湾商会聯合総会(陳五福会長)が新型コロナウイルス対応の医療用マスクを熊本県と福岡県に各15,000枚(計30,000枚)贈り、昨年12月24日と25日に両県庁で贈呈式が行われた。

同会は7月にも豪雨災害への義援金として熊本県に100万円を贈呈し、さらに8月下旬には陳会長と役員が県庁を慰問に訪れるなど、被災地の復興に心を砕いてきたが、今回さらにコロナ感染症の再拡大を受けて医療用マスクを贈呈することにしたもの。

陳会長に代わって台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正処長(駐福岡総領事)と九州台湾商工会の頼玉汝会長が両県に届けた。

熊本県では木村 敬副知事が、福岡県では江口 勝副知事が贈呈式に臨んだ。

陳忠正総領事が「台湾は日本から様々なことを学び、多くの恩恵を受けてきた。このマスクは民間レベルでのささやかな恩返しである。日本と台湾が協力し合ってコロナ禍を乗り越えたい」と述べたのに対し、両副知事は「九州を含む日本におけるコロナ感染症は第三波ともいえる局面に差し掛かっており、医療用マスクの贈呈は大変有り難い。大いに役立たせていただきたい」と謝辞を述べた。

熊本県の木村副知事(右)と陳総領事(左)
福岡県の江口副知事(左)と頼会長(右)