疲労回復、高血圧予防、便通改善、そして酵素の宝庫といわれている「台湾パイナップル」。まさにスーパーフードとして、今年の3月より日本で本格販売が始まりました。皆様ご存じの通り今年の3月1日、これまで台湾からの最大の輸出先だった中国への「台湾パイナップル」が急遽中止となりました。輸出量の大半が中国向けだったため、「台湾パイナップル」の行き場が危うくなりかけていました。しかし、そこは絆の深い日本。「台湾パイナップル」受け入れを快く快諾し、現在では輸出量の約半数が日本向けとなっています。とにもかくにも「美味しい」からということに間違いはありません。いまでは、全国あちこちのスーパーなどで販売さています。是非手に取ってご賞味下さい。
「台湾パイナップル」はスーパーフードといわれ、まさに良いことづくしの果物です。特徴は果汁が豊富で果肉が軟らかなこと。一般のパイナップルは中心部分にある芯を取り除きますが「台湾パイナップル」はその芯まで美味しくいただけます。また、特有の爽やかな酸味は残しつつ味わいはまろやか。さらに、糖度も平均16～18度もあります。渋みも少なく、万人受けする食べやすさも特徴です。しかも栄養素も豊富。4月から6月が旬の「台湾パイナップル」を是非健康増進にお役立て下さい。
台湾人医学博士で自身も埼玉県で開業する「南越谷健身会クリニック」理事長の周東寛医師も「台湾パイナップル」の効能には太鼓判です。
その特徴として・・・
- 不溶性タイプの食物繊維が豊富。このため、便秘予防と改善、腸内環境を腸整える効果があります。カロリーも控えめです。
- ビタミンCビタミンEビタミンAが豊富。これらは免疫力の向上に役立ち、美肌づくりにも貢献します
- 豊富に含まれているビタミンBにより糖代謝が促進されるため、糖尿病患者も比較的安心して摂取できます。一日六切れを午前中に食べるのがおすすめです。
- カリウムを含んでいるため、排尿を促進しむくみなどが改善されます。また高血圧の予防にも効果があります。
- ミネラルが豊富。また、神経の機能やホルモンの分泌などに関わるマグネシウム、疲労や貧血を起こす原因となる鉄分も豊富に含まれています。
- 酸味はクエン酸という有機酸によるもの。唾液や胃液の分泌が促されます。これにより食欲の増進、消化も高まります。また、疲労にも効果があります。
一方、本場の台湾では、スープやお菓子炒め物などにして食べています。
代表的なレシピはとして・・・
- パイナップルの海鮮炒め
- パイナップルの苦瓜スープ
- パイナップルのアイスティー
などです。レシピの詳細は是非おたずね下さい。
