台湾、新たな335人感染〜台北、新北両市の登校一時中止

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台湾で感染が拡大(衛生福利部疾病管制署より)

 きょう台湾が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は335人だった。333人は域内感染者で、主に台北市158人、新北市148人で両市に集中している。柯文哲台北市長と侯友宜新北市長は臨時記者会見を開き、18日から28まで市内高校以下の登校を一時休止すると発表した。現在台湾で感染者数の累計は2017となった。

 台湾中央防疫センターは17日14時の記者会見で、新たな感染者数は335人と発表し、主な感染地域は台北市・万華区と新北市・板橋区となっている。そのほか、桃園市10人、基隆市6人、彰化県5人、台中市と宜蘭県が2人となった。

 柯文哲台北市長と侯友宜新北市長は臨時記者会見を開き、18日から28まで市内高校以下の登校を一時休止すると発表した。両市長はこの措置に関し、クラスターを避けるためと説明。

 なお、陳時中総指揮官は、19日から居住権を持っていない外国人の入国および乗り継ぎが禁止されると発表し、期間は1ヶ月間とされている。また莊人祥報道官はワクチン接種について、全国合計19万人を超えていると説明した。