台湾中央防疫対策センターは15日朝臨時記者会見を開き、本日の域内感染者数が180人に及んだことを発表した。陳時中総指揮官は記者会見で台北市、新北市の防疫対策を28日までレベル3にアップすることを話した。
中央防疫センターは臨時記者会見で、新たな域内感染者数が180人、域外感染者が5人だと発表し、180人の中に台北市と新北市の割合が高いと判明した。陳時中総指揮官はこれに対し、即日から28日まで両市の防疫対策をレベル3に上げると発令した。
レベル3の場合では、両市は現在、室内5以上および室外10人の集会が禁止されており、外出の際マスク着用の義務も与えられている。そのほか、医療関係、公務機関以外の営業所も一時営業中止となっている。
同記者会見に出席した蘇貞昌行政院長は取材に応じて、民衆への協力を呼び掛けている。なお基隆市、新竹市および台中市も独自の防疫対策を実施しており、カラオケ店、夜市に臨時休業を要請している。