台北駐日経済文化代表処と自民党主催の意見交流会は1月12日、自民党本部に行われた。およそ20名の台湾留学生が出席し、自民党の小倉將信青年局長、山口晋国際副部長と会談。その後、台湾留学生は自民党本部の総裁室、記者会見場を参観し、国会議事堂に訪れた。
自民党青年局は自民党内主な対台窓口で、近年に「台湾からの留学生と青年局との意見交流会」を開催し続けていたが、新型コロナウイルスが原因で、今回の交流会は2年ぶり行われた。
およそ20名の台湾留学生は永田町の自民党本部に集まり、東京台湾留学生会副会長の謝昊容は留学生を代表し講演し、交流会がうまく再開されることで自民党青年局に謝意を伝えた。台北駐日経済文化処の黄冠超教育部長は日台間の教育交流をテーマに、近年日本留学を選択する台湾学生が成長していると話した。
小倉將信青年局長は「日台関係」をテーマに講演した。台湾と日本は民主主義や人権で同じ価値観を共有する国で、将来両方の関係が深まっていくと期待している。講演後の質問コーナーでは、小倉局長は山口晋国際副部長と一緒に台湾留学生からの質問を答えた。昨年に衆議員を初当選した山口副部長は妻が台湾人で、自分と台湾との関係が深いとアピールした。
意見交流会の後、青年局が自民党本部の施設と国会議事堂を紹介し、台湾留学生は総裁室、記者会見場、そして国会議事堂を参観し、記念写真を撮った。
今回の交流会に対し、台湾留学生からは「大変勉強になった」「まさか自民党と国会議事堂に参観できるなんて夢みたい」と評価した。