マスク寄贈のお礼に「感謝の気持ちを伝える会」~古賀市の小中学生ら企画

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「感謝の気持ちを伝える会記念撮影

台湾から昨年の10月、福岡県古賀市(田辺一城市長)にマスク16000枚が寄贈された。そのお礼として、古賀市内11か所の小中学生の児童・生徒が1月27日、オンラインによる「感謝の気持ちを伝える会」を企画した。小中学生の代表11人が参加し、田辺市長をはじめ、来賓に台北駐福岡経済文化弁事処の陳銘俊処長を招いて感謝の思いを伝えた。

陳銘俊処長を招いて感謝の思いを伝えた

陳処長は、児童・生徒からの感謝を感激的に受け入れ「日本人は義理人情さらに知恩を重視する民族であり、その日本を台湾人は最も好きな国です。昨今の世論調査でも、全アジアの中で日本は最も愛と信頼ある国との結果が出ています。両国はいつも困難の中でお互いに助け合っています。すべての子供たちが台湾と日本の友好の橋になる様に、そして台湾と日本の関係がさらに緊密になる事を希望します」と述べた。

古賀市内11か所の小中学生の児童・生徒がオンラインによる「感謝の気持ちを伝える会」を企画した

田辺市長は「私は台日友好市町村長連合会のメンバーでもあります。今般の台湾からのマスク寄贈は、市長として、そしてメンバーとして感謝申し上げます」と挨拶しました。

陳銘俊処長(右)と田辺一城市長(左)

なお、台湾からのマスクの寄贈は、台湾向けに昨年、日本政府がワクチンの無償提供した事に呼応した返礼とみられ、古賀市は日本と台湾の交流強化を目指す「日台共栄首長連盟」に加入している実績から寄贈先に選ばれた模様。

生徒からの感謝のメッセージ